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2022.06.16

DESIGN 企業主導型保育園ゆうき保育園 THE INTERVIEW

THE INTERVIEW Vol.3 社会福祉法人優輝会「ゆうき保育園」 公開!!

THE INTERVIEW Vol.3 社会福祉法人優輝会「ゆうき保育園」 公開!!

建築の数だけ、その誕生の物語がある。

こんにちわ!

BIMを主力に、オフィスや障がい者施設、介護施設、保育園、店舗など様々な用途の施設設計を、

鹿児島、福岡、東京など全国のエリアで活動している設計事務所、ixreaです!

 

THE INTERVIEWは、ixreaと共に施設実現に取り組んだクライアントを訪問して、その建築プロジェクトを振り返ります。

 

クライアントの目線を通して、建築の設計にまつわる困難や喜び、そして設計事務所(ixrea)の仕事ぶりを浮き彫りにしようとするプロジェクトです!!

 

第3弾は、社会福祉法人優輝会が運営する「ゆうき保育園」を訪問しました。

 

企業主導型保育園として開設されたこの保育園の設計では、カラダに優しい輻射熱冷暖房システムの導入など、子ども達や職員にとっても快適で過ごしやすい環境作りに取り組みました。

社会福祉法人優輝会の理念は?

事務主任 森 昭吾 さん

森:私どもはこれまで、高齢者の介護事業を主として取組んできました。特別養護老人ホームを始め、デーサービス、ホームヘルパー事業、居宅介護支援事業などの活動をしています。

理念としては、高齢者が入居して良かったと思ってもらえるような施設を目指しています。職員もレベルアップ、スキルアップしながらのお世話をやっています。

そして、職員に対しても、ここでで働いていて良かったなと思えるような事業者を目指しています。

そして地域に開かれた施設であることも考えながら運用しています。

保育園のコンセプトは?

ゆうき保育園

森:保育園のコンセプトは、園児や保護者だけでなく、職員にとっても安心・安全で利用しやすく働きやすい環境作りをコンセプトとしています。

それをどのように実現したら良いか、検討当初は分からないことばっかりだったんですが、そうした課題と折り合いをつけながら、やっと開所することができました。

ixreaに頼んで良かったとこは?

森:実績ももちろんあるが、吉田社長と話しをする中で、人柄も含めて信頼感があったことが決め手です。

保育園を開設するにあたって、色々とご提案頂いた中で、先進的な設備機器、例えば輻射式冷暖房設備や全熱交換器などを進めて頂いたのは、他社にはない良さではないでしょうか。

あとは、建設会社との協議において、我々はまったく分からないことばかりの中で、ご支援頂いてスムーズに運んだことが良かったです。

完成後の反響はありましたか?

森:テレビ局から取材を受けました。その日のうちに放送して頂いたのですが、それを見てその日のうちに「見学したい」という問い合わせがあり、その場で日程まで決まりました!

実際その方は入園して頂くことになりました。

開園以来、半年が経ちますが、未だに問い合わせがあります。

新しい施設であることもちろんだが、最新のICT機器なども導入しているところが保護者からも安心して通えると評価いただいているのではないでしょうか。

BIM設計手法はいかがでしたか?

森:設計図面の修正などをタイムリーに反映してもらえて、同時に3Dモデルで確認できるのがとても分かりやすかったです。

それは建設に関する理事会でも役に立ちました。

3Dモデルを使って説明すると、役員からも分かりやすいという好評価を頂いた。

そうしたイメージ共有がタイムリーにできるところがBIM設計手法の強みでは無いでしょうか。

最後にひとこと

森:老人ホームを運営している関係で、小さな子どもからお年寄りまでがいる施設になりました。

すると世代間交流が生まれ、高齢者はにこやかになりました。

子どもたちにとっても、近くにおじいちゃんおばあちゃんがいる環境はものすごくプラスになっていると感じます。

毎月1回何らかのイベントを開いて交流しています。

とても良いことだと思っています。

Vol.3 終


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