WORKS&TOPICS
WORKS&TOPICS
2022.04.22
DESIGN 共同住宅
RC3階建て共同住宅計画案
![RC3階建て共同住宅計画案](https://www.ixrea.jp/engine/wp-content/uploads/2022/04/220422_main.jpg)
こんにちわー
BIMを主力に、オフィスや障がい者施設、介護施設、保育園、店舗など様々な用途の施設設計を、
鹿児島、福岡、東京など全国のエリアで活動している設計事務所、ixreaです!
今日は計画案のご紹介!(というか没になった案件ですが・・)
ixreaでは共同住宅の設計も行っています。
この計画案はRC壁式構造3階建て、全10戸の計画案でした。
共同住宅?集合住宅?
アパート、マンション、共同住宅、集合住宅などなど。
呼称は色々ありますが、ここでは「共同住宅」としています。
なぜ集合住宅ではだめなのか??
それは、建築基準法で定義されているのが「共同住宅」という言葉だからです!
2戸以上の住宅があり、廊下やエレベータなどの共有部分を有している住宅が、共同住宅と定義されます。
これが、一戸建て住宅との違いです。
ちなみに「長屋」も建築基準法で定義があります。
長屋と共同住宅の違いは、「共有部分があるかどうか」です。
階段や廊下などの共有部分が無く、全ての住戸の玄関が敷地内通路や道路に面している建物が
長屋として定義されます。
共同住宅は投資物件という考え方が多い
賃貸の共同住宅で重視されるが利回りです。
限られた敷地で最大限の戸数を取り、低コストで利回りの良い物件を作る、
というのが至上命題になるケースが多いです。
設計事務所として、いかに効率的で低コストな建物を設計するか、というのも腕の見せ所ですが、
とはいえ、人が住む、人の人生が進んでいく建物です。
事業性も確保しつつ、住む人にどういう体験を与えられるのか?を考えて設計しています。
今回の案は、1階に在宅ワークや住民間の交流ができるコモンスペースを設けた提案でした。
コロナ禍もあり、自宅で過ごす時間が長くなっています。
下手したら自宅から一歩も出ないって日も・・・
同じ建物の中に在宅で仕事するためのスペースがあったり、
自宅とは別に、気分転換ができるスペースがあったりすると、
少しかもしれませんが、自分の生活が豊かになりますよね(^^)/
建物は建ってから数十年使っていくものなので、
多様なライフスタイルの変化に対応できるという事も大切です。
そこでZEH対応、電気自動車のカーシェアなどの提案も行いました!
色々あって没にはなってしまいましたが・・・
これにめげず(^^;)
事業性も確保しつつ、魅力的な共同住宅を設計していきたいと思います!
各種設計、コンサルティングのお問合せはこちら
お問合せ