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2021.11.01

COLUMN DESIGN

【月曜連載企画】サービス付き高齢者向け住宅

【月曜連載企画】サービス付き高齢者向け住宅

11月になりましたー

この週末は暑いくらいでしたね(^^)

 

本格的に秋〜冬になってきて、

いよいよ年末も意識するように(^^;)

1年はあっという間です。。。

 

さて、月曜連載企画、今週はサービス付き高齢者向け住宅についての最後の記事になりますー

サービス付き高齢者向け住宅の整備状況

令和3年3月末時点でのサービス付き高齢者向け住宅登録状況は、267,069戸(7,886棟)です。

2020年9月時点での65歳以上の人口は3,617万人です。

 

単純計算ですが、対人口比で7%の整備状況というところでしょうか。

サービス付き高齢者向け住宅の対象となる人口はこれより少ないですので、

正確にはもっと対人口比の整備率は上がると思います。

 

サービス付き高齢者向け住宅の整備に対しての補助事業は令和7年度までとなっていますので、

そろそろ必要と考えている整備数は充足してきていると見て良いでしょう。

 

2025年が日本の高齢者人口のピークと言われていますが、

健康寿命も延びており、元気な高齢者はどんどん増えています。

そうなると、サービス付き高齢者向け住宅の対象人口はしばらく増えるのでは?とも考えられます。

 

サービス付き高齢者向け住宅は補助を受けた場合、10年間の登録が義務づけられます。

10年経って、様々な状況が変わってくれば、登録件数が減っていく可能性もあります。

 

10年運営してみて、改善点や次の政策が出てくれば、

また新たな制度が生まれてくるかもしれません。

 

世の中の流れや、政治の変化により、変わってくるところですね。

登録数が増えるにつれて競争激化

サービス付き高齢者向け住宅の登録数が増えるほど、競争は激化していきます。

あくまでも賃貸住宅ですので、入居者付けは主に不動産会社が担当することになります。

 

そうなると、単純に基準を満たして登録している施設よりも、

+αの魅力がある施設が選ばれていくのは当然のことですね。

 

・魅力的な居住環境を

・福祉機能重視型

・医療、介護機能を付加させることで差別化

など、差別化、競争力強化、より入居者に快適な空間をとうたっている施設は増えてきています。

 

先日鴨川市浜荻で地上22階、地下1階、総戸数473戸のサービス付き高齢者向け住宅が誕生!

とのニュースも流れました。

 

制度が始まって10年経過していますので、

これから新設していくとなれば、なおさら特徴的な施設である必要がありそうです。

既存ストックの活用

新設には多額のイニシャルコストがかかります。

今建物が建っている場所に建て替えるのであれば、解体も必要です。

その場合多くの廃材がでます。

これには、「環境負荷が高い」という意見もあります。

 

国も、新設だけでなく既存ストックをより活用できるようシフトしており。

既存建物を改修してサービス付き高齢者向け住宅を整備する場合の補助限度額を引き上げ、

新築の場合の補助限度額を引き下げています。

 

RC造の建物であれば、耐久性は50年以上はありますから、

10年、20年以上前に建てられた建物でも、サービス付き高齢者向け住宅の基準に適合させて活用することは

十分に可能という考え方です。

 

ただ、これが以外とハードルが高いんですね。

 

数十年前に建てられた建物だと、

・バリアフリー基準を満たせない(段差や廊下幅など)

・EVが無い

・建物の図面や検査済証などの資料が無い

など、様々な問題が出てきます。

 

かなり専門的な部分もありますので、

まずは設計事務所や建築士に相談してください。

サービス付き高齢者向け住宅の付加価値は設計事務所と共に

差別化、付加価値を考える場合、

サービスのようにソフト的な部分とは別で、建物のハード的な部分は、

是非設計事務所と共に考えていただきたいと思います。

 

サービス付き高齢者向け住宅の補助を受けた場合は10年間の登録が義務づけられますが、

10年経っても、まだ40年以上は建物は使えます。

建物の一生の中で、10年はあっという間ということです。

 

10年先、20年先の建物の活用をしっかりと考えてくれる設計事務所と

しっかりと組んで事業展開していきましょう!



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