WORKS&TOPICS
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2025.12.17
まちづくり セミナー/イベント
建設DXとBIMが切り拓く建築士の新たな役割とは
― 建築士会講習会でixrea代表吉田がRX制度の意義を解説【鹿児島建設新聞掲載】―
2025年12月15日、鹿児島市の県住宅供給公社ビルにて、鹿児島県建築士会および鹿児島県主催による「建築術講習会」が開催され、約50名の自治体職員・建設関係者が参加しました。
本講習会では、建設分野におけるDX推進やBIM活用を背景に注目される「RX(リアル・トランスフォーメーション)制度」について理解を深めることを目的とした講習が行われ、その取り組みの様子が鹿児島建設新聞(2025年12月17日付)に掲載されました。
(公社)鹿児島県建築士会主催「建築技術講習会」とは
12月15日に開催された本講習会は、鹿児島県建築士会と鹿児島県が主催し、建設行政と建築実務の双方に関わる人材を対象に、建設分野の最新動向を共有する場として企画されました。特に近年、国や自治体で進められている建設DX政策やBIM導入の加速を背景に、制度理解と実務への落とし込みが求められています。
建設DX・BIMを軸にしたRX制度とは
RX(リアル・トランスフォーメーション)制度は、単なるデジタル化にとどまらず、 設計・施工・維持管理を通じた建設プロセス全体の変革を目指す考え方です。
本講習では、BIMを「3Dモデル作成ツール」としてではなく、
・情報を一元管理する基盤
・官民連携を促進する共通言語
・生産性向上と品質確保を同時に実現する仕組み
として活用する視点が紹介されました。
建築士の職域はどう変わるのか
設計者から「情報マネジメントの担い手」へ
講習では、ixrea代表・吉田浩司が動画にて登壇し、 建設DX時代における建築士の役割変化について解説しました。
BIMとDXの進展により、建築士は従来の設計業務に加え、
・情報要件の整理
・BIMデータの活用設計
・維持管理を見据えた情報構築
といった、情報マネジメントを担う専門職としての役割が期待されています。
自治体・建設関係者から高い評価
記事では、本講習が自治体職員や建設関係者にとって、 RX制度の趣旨やBIM活用の本質を理解する貴重な機会となった点が紹介されています。
制度を「IT導入」ではなく、 業務プロセス改革・組織変革として捉える視点が共有されたことが、参加者の理解深化につながりました。
地域における建設DX・BIM活用を支えるixreaの取り組み
ixreaでは、BIMを単なるツール導入に終わらせず、
・BIM教育・人材育成
・BIM導入コンサルティング
・官民連携プロジェクト支援
を通じて、地域に根ざした建設DXの推進を行っています。
今回の講習も、 地域全体で建設DX・BIM活用の底上げを図る取り組みの一環として位置づけられています。
建設DXやBIM、RX制度は、今後の建設行政・建設産業において不可欠なテーマです。
本講習会は、制度理解にとどまらず、建築士の職域拡張や官民連携の可能性を示す場となりました。
ixreaは今後も、BIMとDXを軸に、 持続可能な建設産業の実現に向けた教育・コンサルティング活動を継続していきます。
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